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デジタル放送の障害症状の用語について

 デジタル放送での主な障害症状は「ブロックノイズ」と「フリーズ」および「ブラックアウト」になります。(デジタル放送開始の頃は「ブロックノイズ」が話題となり、その強い症状として映像が止まってしまう「フリーズ」の用語が使われました。その後、映像が全く見えない状態を「ブラックアウト」と呼んでいます。)

 これらは、次のような原因により発生します。
 ・受信レベル(強弱、MER・C/N)
 ・マルチパス(遅延時間・D/U)
 ・外部ノイズ(電気雑音など)
 ・これらの複合

 これらの原因により画面に障害が現れますが、一般的には次のように変化します。

綺麗な映像

(1) 比較的軽い障害の場合は、デジタル信号の塊であるパケットの一部が欠落するパケットロスなどにより画面にブロック状のノイズが発生する「ブロックノイズ」となります。これがひどくなると「ブロックノイズ」がつながり「帯状のブロックノイズ」となり、音声もプツプツと途切れる状態になります。

  ブロックノイズ                  帯状ブロックノイズ

(2) この症状がさらに進むと、映像が止まってしまう「フリーズ」の状態となりますが、一般的にはこのままの状態が継続することは少なく、障害の程度が軽ければ「ブロックノイズ」に戻ったり、さらに症状が進み画面が真っ黒(暗転、メーカーにより真っ青)になる「ブラックアウト」になることもあります。

  フリーズ                     ブラックアウト

 このような場合には、音が出ない「ミュート」の状態になります。デジタルテレビでは、映像・音声ともに出なくなります。

(3) これらの状態は、障害原因の強弱の変動などにより変わります。一般的には障害がひどい場合は「ブラックアウト」が元に戻ることは少ないです。

(4) 以上の障害が、不規則に断続的に発生する場合も少なからずあります。(このような状態では、原因究明に多大の時間と労力を必要とします。)

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