受信サービス株式会社

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60MHz帯 防災無線の受信障害調査

 防災無線は非常時のお知らせや、その地域の生活情報などの身近な情報を伝える、地域に無くてはならない情報源です。

 受信障害の原因としては、電気製品のトラブルや、街灯その他大容量の電気をコントロールするスイッチング素子や、波形に含まれる高調波成分などによる障害も、微弱な防災無線受信設備に障害を与える事もあるようです。

 弊社では、このような重要な無線による伝達をより確実に知らせる事が出来るよう、防災無線の受信不良、妨害電波調査を実施しております。

  防災無線受信基地              街灯(高輝度HIDランプ)

防災無線の受信障害調査例

○当該周辺地区において次の2種の調査を実施しました。

A調査
B調査(精密調査)

 測定器は、バッテリー式の可搬型であるため、測定車の入れない地点にも徒歩で移動できます。

 特に主な地点(事前に情報のあった地点)では、受信アンテナを道路に平行方向、時計方向に90度毎に4方向に向けて、雑音レベルの大きさの把握と、最も大きいと判断された妨害電波方向での観測データを保存しました。
 その結果、事前に情報のあった「メガソーラー」からの雑音は認められませんでした。

スペアナによる妨害波形

 次に、雑音波を出来るだけ軽減できそうな地点をいくつか選び、A調査による地点探索を行いました。雑音の減衰傾向が少なく、60MHz帯受信局付近では、いずれの地点も雑音の軽減は不調に終わりました。

 最後に実施した、受信局付近から250~300m遠ざかる地点でようやく防災無線の実用受信が可能となることがわかりました。

改善案

 改善案として下記の方法が考えられます。

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