4K・8K放送 丸わかりガイド 集合住宅向け

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超高精細度テレビジョン放送 4K・8Kとは?

◆4K放送とは
表示パネルの画素数が、ハイビジョン(フルHD2K)放送の解像度(横1920×縦1080画素)の4倍(縦・横が2倍の大きさ)の高画質化を追求した放送です。従来は粗い映像となってしまう大画面テレビでも、精細で美しい映像をお楽しみいただけます。

 ◆8K放送とは
ハイビジョン(フルHD2K)放送に比べて16倍(横・縦が4倍の大きさ)となる解像度(横7680×縦4320画素)を持ち、裸眼で認識できる限界の画像と言われています。

 地上アナログ放送から地上デジタル放送に移行したとき画素数は4倍の高画質化を実現しました。現在のハイビジョン(2K)から4K放送への高画質化も、あの時と同じ 4倍の高画質化になります。感動レベルの超高精細度画像 を是非お楽しみください。

 

 

4K8K衛星放送で放送開始した10チャンネルと設備の対応状況

既存のテレビ共同受信設備の環境によって、視聴出来るチャンネルが異なります。

右旋で放送しているチャンネルと左旋で放送しているチャンネルがあります。
右旋の4K放送は、BS放送が視聴できる環境であれば、改修工事は不要で視聴出来るテレビ設備が多いです。

※4K放送や8K放送を視聴する場合は、各放送局の受信に対応した受信機などが必要です。
※有料放送は、別途個別の有料放送契約が必要となります。








  

現在設備のまま、視聴できる新4K衛星放送 従来帯域(右旋)

集合住宅のテレビ設備は、従来帯域の右旋の伝送に対応した機器で構成されております。2000年以降に竣工した、多くの物件は、110度CS(右旋)までの伝送に対応した2150MHzのテレビ電波の伝送に対応した設備となっております。

 



 

4K衛星放送 右旋の受信可否の確認方法

右旋の4K放送(NHK-BSプレミアム4K、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSテレ東、BSフジ)が受信出来るテレビ設備となっているか、ご自宅の2Kテレビを利用してセルフチェックが可能です。BS放送の無料2K放送 BSよしもとチャンネル、BS松竹東急、BSJapanextが視聴出来る環境の場合は、市販の4Kテレビなどの受信機(BS・110度CS4Kチューナー内蔵)と室内の壁面テレビ端子を接続する事で受信が可能です。
※テレビのリモコンのBSボタンを押して番組表を選択して上記チャンネルの視聴が可能か確認下さい。
 セルフチェックで受信が出来た場合でも、テレビ設備の運用レベルや受信品質(C/N比の値など)が
 悪い場合、4K放送が視聴出来ない場合も有ります。
 

 

 


4K8K衛星放送 左旋放送のテレビ設備の環境整備は大規模な改修工事が必要

左旋放送の4K8K放送は、アンテナから室内の壁面テレビ端子まで、新しい周波数に対応した1000~3224MHz仕様の機器へ全てのテレビ設備を改修する必要があります。工事費は、戸当たり10~15万円の高額な工事費用が必要となります。
 

僅かな4K8K受信ニーズでは、高額な工事費用が捻出できず工事実施が困難となってしまいます。

マンション管理組合やマンションオーナーから寄せられることが多いご意見





 

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