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Starlink Business for Residence
受信サービスは、集合住宅、マンション向けサービスとしてStarlinkのお申し込みと施工、保守をワンストップでサポートさせていただきます。多くの大規模マンションなどでの施工実績、施工スキルを持ち合わせておりますので管理組合への説明会の開催や、総会の議案作成サポートなどStarlink Businessの導入に向けたサポートも可能です。お気軽にお問い合わせください。
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Starlink Businessとは
Starlink Businessは低軌道衛星のStarlink衛星による法人様向けブロードバンドインターネット接続サービスです。低遅延かつ高速である事が特徴で、ベストエフォートサービスではありますが、小型の端末により通信速度下り最大220Mbps/上り最大25Mbpsを実現します。
Starlink Business 衛星通信の実測
ベストエフォートサービス規格値と実測平均値
集合住宅・マンションに Starlink がある生活
災害時、三大都市圏(東京、大阪、名古屋)では、人口の局地的集中により地域の避難所は受け入れ許容数を満たしていないことから在宅避難を呼びかけています。大規模マンションでは、防災委員会の発足や防災備蓄品の備えなど様々な取り組みがされており、災害時は災害対策本部の立ち上げ計画や役割などを確認されてます。そのような中、災害時にスマートフォンやPCが利用できるように環境整備が進められております。
東京都は、都庁を始め全ての区市町村にスターリンクの通信環境を配備しました。2024年1月1日の能登半島地震の際に地上系インフラが壊滅的な状態となり数週間通信が出来ない事態が様々な弊害を発生させた事や、Starlinkの衛星通信が、自治体との連絡や避難所に配備されたことで有効な通信手段となった経験などから採用されたそうです。
民間企業でも災害時の通信インフラの冗長化としてStarlinkの衛星通信の環境整備が進んでおります。
民間のマンションでも防災意識の高い湾岸エリアのマンションから採用が進み始めております。
地震発災時に災害対策本部とそれを支える防災センターなどで現行の光ケーブル方式やスマートフォンなどの携帯通信に障害が発生した場合に、そのバックアップを図り、防災センターと災害対策本部の通信機能を冗長化することを目的として導入されています。
Starlink Wi-Fi スポットがあることで資産価値の向上
衛星通信インフラを持つマンションは防災意識の高いマンションで採用率が増加していくと考えられています。
資産価値の向上の他に、フラッグシップマンションのステータスとなることでしょう。
1.被災してもインターネットが繋がる安心感
2.被災者を救済するための情報収集
3.地上の環境に左右されない通信インフラ
Starlink Wi-Fiスポット の導入をご提案いたします。
Starlinkビジネス標準キット以外に必要となる工事範囲と構成例
屋上に設置するStarlinkアンテナからStarlink Wi-Fiスポットまで配線を布設する必要がありますが
Starlinkの機器をつなぐ専用ケーブルは25mしかないため長距離の配線に対応出来ません。
そのためStarlinkアンテナから電源部までは専用ケーブルを使用しますが、電源部からWi-Fiスポットまでは
光ファイバを新設で布設する必要があります。この構成により数百mの配線も可能となります。また、停電時でも利用できるように非常用電源から電源を取得する工事やポータブル電源蓄電池(バッテリー)との併設運用の工事も必要となります。Starlinkビジネス標準キット以外に、これらの工事が必要となります。
屋上にStarlinkアンテナの設置に加え、屋上出入口の非常用電源より電源を取得し電源ユニットと光に変換するメディアコンバーターを動作させます。メディアコンバーターからは光ファイバで防災センターと居住者様の滞留エリア付近まで配線し、ポータブル電源蓄電池でメディアコンバーターと無線LAN用電源部(POE)を動作させます。 Wi-Fiスポットは天井など指定の場所へ設置いたします。
Starlink の電源取得
電気さえあればインターネット通信が可能です。大規模マンションでは、非常用電源が配備されている場合もありますが、電気を作るための蓄えられたエネルギーの残量に依存するため数時間程度の運用しか出来ない場合が多いです。
Starlinkの運用は、非常用電源から電源取得とあわせて、ポータブル電源蓄電池(バッテリー)を併設し電源の冗長化も行う必要があります。ポータブル電源蓄電池(バッテリー)は高性能モデルだと10日間以上の使用も可能でポータブルソーラーパネル充電器との組み合わせで、晴天時9時間で満充電が可能となる推奨キットなどもご提案いたします。
Starlink Business 類似サービスとの比較
Starlink Businessと地上系の通信インフラのイメージ 平時運用
Starlink Business と地上系インフラのイメージ 災害時運用
Starlink Business 有事の活用例
Starlink Business 自然災害の活用
災害時、被災状況にもよりますがインターネット回線は電柱倒壊、地下埋設管の地盤沈下による断線で、長期間の通信障害が考えられます。
地上系インフラは壊滅的な状況となりスマートフォンなどの無線通信、光ファイバー通信系のインターネットも利用できなくなります。衛星と直接つながるStarlinkは、地上の環境に左右されない通信が可能です。
Starlink Businessのお申し込み、ご相談は下記よりお気軽にお問い合わせください。
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比較されるサービス
スターリンクとスマートフォンと直接つなぐ
Starlink Direct とは
Starlink衛星とスマートフォンが直接つながるサービスです。
ダウンロード、アップロードともに4Mbpsの通信が可能とされております。
以下の条件で衛星通信が可能
※下記は、au Starlink Directの場合
①屋外で、上空が開けている
衛星通信障害の影響となる建造物や樹木などが無い環境
②携帯無線通信電波の5G/4G LTEサービスおよび
Wi-Fiサービスの電波が利用できない環境
③Starlink Directのプランの申し込み
Starlink対応のスマートフォンが必要※普及促進のため無料期間を設けている場合もあります。
2025年4月より開始しており、2025年7月時点の通信速度は、2~4Mbpsほどで、テキストの送受信に限られたサービスとなっております。現時点では、Webサイトや動画配信アプリ、SNSのようなデータ通信を伴うサービス、アプリケーションは利用できません。サービスの拡充が期待されております。※テキストメッセージ送受信(iOS メッセージアプリ/Google メッセージアプリ上でのテキストメッセージのみ利用可能です。)や、テキストメッセージアプリ経由での現在地の位置情報共有、Android スマートフォンでGeminiによる調べもののほか、緊急地震速報/津波警報/国民保護情報(Jアラート)の受信も可能です。
上り(アップロード)通信速度とデータ通信の関係
■上りのMbpsの目安
上り(アップロード)の通信は、メールやチャットの送信、写真や動画の投稿などで利用されます。
快適にインターネットを利用できる目安の数字は以下の通りです。
メールやチャットの送信:1Mbps
写真(画像データ)の投稿:3Mbps
動画(映像データ)の投稿:10Mbps
主にメールやテキストだけを送信するのであれば、1Mbps程度の速度が出ていれば問題はありません。写真を投稿する場合には、ファイル容量が少し大きくなるため、3Mbps程度が必要です。